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フュージョンセル治療

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ハーバード大学で開発

「フュージョンセル治療」は、ハーバード大学ダナ・ファーバーがん研究所で開発された最先端のがん免疫治療です。がんになった方の樹状細胞とがん細胞を融合(フュージョン)させた細胞を用いて、がんを攻撃する治療です。がん
細胞のDNAを取り込みつつ樹状細胞の性質も保持しています。受療者のがんが持っている抗原(がんの目印となるタンパク質)を全て表面に現わしているのが特徴です。受療者自身のがん抗体を目印に、受療者の樹状細胞に覚えさせ、免疫系へ指令を出させることによってがん細胞を攻撃する方法。タイミングを見てIL(インターロイキン)-12という物質を投与して、がん受療者の免疫細胞をさらに活性化させていきます。

 

完全オーダーメイド型のがんワクチン

患者さん自身の樹状細胞とがん細胞をフュージョン(融合)させた細胞なので、世界にたった一つしかない患者さんのオーダーメイド型のがんワクチンです。
それを注射により、投与していきます。患者さん自身の細胞を元に、ワクチンを調整しておりますので、副作用もほとんどなく体に優しい治療法なのです。

 

第5世代がん免疫治療とは?

今、がん免疫治療は進化し続けております。従来のがん免疫治療における問題点を考えた上で、最先端のがん治療の中から、現時点で最善と思える治療が「フュージョンセル治療」です。その利点は”常にCTLに殺傷指令が伝わる”、”がん細胞の変異にも対応する”という所にあります。下記に、第1世代~第5世代と呼ばれる免疫治療の進化についてみていくことにします。

【第1世代がん免疫療法】

免疫ががんに効果があると論文が発表されたのは今から約50年前にも遡ります。1970年代に第1世代といわれるがん免疫治療がその始まりでした。その当時の考え方は、「免疫細胞を活性化すればがん細胞治療への効果が高まる」という考え方でした。免疫賦活剤による治療で、BRM療法とも呼ばれております。今も使用されているものもありますが、丸山ワクチン、クレスチン、ピシバニールなどが挙げられます。

 

【第2世代がん免疫療法】

1980年代になり、サイトカイン療法が第2世代といわれております。免疫療法の中でも、免疫賦活剤による治療に次ぐ「第二世代」の治療として開発されました。サイトカインとは、免疫細胞が産生するタンパク質のことで、免疫細胞同士の情報伝達に役立っています。「インターフェロン」や「インターロイキン」などが代表的です。これらのサイトカインを人工的に投与することで、免疫細胞を活性化することができるため、サイトカイン療法として現在も一部のがん治療で活用されています。ただし、サイトカイン療法では大量のサイトカインを投与しなければ十分な効き目が期待できないことも多く、その場合は重篤な副作用を起こすリスクが高くなることがありました。

 

【第3世代がん免疫療法】

第1・2世代では、免疫細胞全体は活性化されても、この療法でがん細胞を直接攻撃する能力には欠けております。第3世代は、NK細胞を活性化し、がん細胞治療の効果を高めようという発想ではじまりました。現在もネットでは主流の考え方です。「NK細胞療法、リンパ球活性化療法、LAK療法」という表現で記載されております。確かに、試験管の中では、NK細胞によりがん細胞は消失するのですが、人体の中では、がん細胞を特定する能力に欠け、がん細胞が変異したりすると、攻撃することができなくなる場合があります。

 

【第4世代がん免疫療法】

傷害性T細胞(CTL)を活性化させ、がん細胞治療の効果を高めるという発想で「ペプチドワクチン療法、樹状細胞療法」といわれます。いわゆる樹状細胞ワクチンには、WT1ペプチドなどの人工抗原を樹状細胞と同じ容器で培養することで(Co-Culture)、その抗原を認識した樹状細胞を作りこれを抗原提示細胞としてワクチンとして利用するという発想で作られています。樹状細胞ワクチンはWT1など特定の1種類あるいは2~3種類の抗原だけを認識したCTLが作られてがん細胞を攻撃します。がん細胞は、CTLが特定の抗原を目当てに攻撃してくると、この抗原を隠すことが知られていますので、樹状細胞ワクチンではターゲットのWT1などをがん細胞が隠すと、もうそれ以上CTLはがん細胞を攻撃できなくなってしまいます。

 

【第5世代がん免疫療法】

これまで世代別にみてきたがん免疫治療ですが、一定の効果がある事は認められつつ、既に課題も明確になっています。そのようなことから、第5世代の免疫治療は、一線を画す免疫治療となっています。がん細胞は、生体のがん抗原を細胞表面から隠したり、がん細胞そのものが変異したりして、免疫機構から巧みに逃れたりします。そこで、第5世代がん免疫治療、フュージョンセルは患者さんのほぼすべてのがん抗原情報をもち、がん細胞を攻撃する指令を細胞傷害性T細胞(CTL)に出し、そのCTLはがん抗原を目標にがん細胞を特異的に攻撃できます。従来の治療における問題点を考えた上で、最先端のがん治療の中から、現時点で最善と考えられる治療が「フュージョンセル治療」です。その利点は”常にCTLに殺傷指令が伝わる”、”がん細胞の変異にも対応する”という所にあります。

これまでの免疫治療の弱点を克服

これまでの免疫治療は、どちらかというと標準治療の補完的な役割をしておりましたが、フュージョンセル治療は、積極的な治療でがんを攻撃していくことが期待されます。がん細胞のもつほぼすべての抗原情報をDNAレベルで持ち合わせることで、がんの変異などに対応し、がんを狙い撃ちできるのが最大の特長で、攻撃力の高い免疫反応が期待できます。第5世代がん免疫治療は他の免疫治療とは一線を画します。

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